今年のGWは花粉症、下痢、ダニ、ヤケド・・・など体調を崩している子が多く、膵炎の疑いのある子も居て心配な日が続きました。でも、みんな回復傾向にあるようで一安心しています。
ミルクちゃんも昨年１１月頃から皮膚のトラブルで苦しんでいましたが、ようやく回復してきて喜んでいます。飼い主の方にも「同じ症状でお悩みの方の参考になれば・・・」と言って頂いたので、経過を載せさせて頂きます。
昨年１１月 脚にほんの少し炎症が見つかり、以前同様の症状で通院した時に処方されていた薬の投薬を始められました。最初の炎症は赤い小さな点だけでしたが・・・。
２月１８日 薬の効果がなく、炎症が広がって来ました。この頃から体質改善の為に手作り食を始められました。
３月１７日 散歩をすると脚から出血するようになり、顔まで脱毛範囲が広がって来ました。良くなる気配がなくミルクちゃんも飼い主さまもつらい様子でした。
４月２日 セカンドオピニオンを求めて皮膚病に強い病院に変わられました。ここでアレルギー検査など細かく診察をして頂いて「アカラス（犬毛包虫症）」と「多種の花粉症」である事がわかりました。以前処方されていた薬の服用によって抵抗力が落ちてしまい症状がひどくなってしまったようです。ここから週１回の注射と薬の調整、皮膚の消毒などの治療が始まりました。
このあと、４月中旬頃までが一番つらい時期だったかも知れません。注射や薬の副作用もあるらしく体重も減っていき、脱毛や出血もなかなか止まりません。ミルクちゃんも散歩に誘っても寝ていて、なかなか起きようとしない日が続きました。この頃の写真を載せるのは止めておきます。
４月１９日 この頃からようやく症状が改善して行きました。意外に早くアカラス治療の効果が現れて出血がなくなり皮膚の色が変わってきました。でも、体調はまだまだの様子で散歩に出掛けてもあまり歩こうとはしませんでした。
５月１１日 脚だけでなく顔にもどんどん毛が生えそろって来ました。薬の量が少なくなるにつれて体調も戻り、家に入ると自分から起き上がって喜んで迎えに来てくれるようになりました。「早く散歩に行こう！」という感じです。
とても元気に駆け出して、どんどん引っ張ってくれるので本当に嬉しくなりました。もう少し治療は続きますが、この調子で回復していって欲しいと願っています。
