ホーンちゃん“受難”

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最近、ホーンちゃんがゴールデンに咬まれてしまったとの事・・・。幸い本気で咬んだ訳ではなく怪我も内出血もありませんが、とても心配な出来事でした。
この日も、いつもと違いそのゴールデンがやって来る方向にばかり集中していました・・・。
お客様から「咬まれた!」と聞く事は時々あります。
「散歩中にノーリードの子が突進してきて」「リードを放してしまわれて」・・・最悪の場合は咬まれてしまって、それが原因で逝ってしまった子もいます。やり切れません・・・。
咬んでしまう犬種で一番多いのは何だと思いますか?秋田犬ですか?ドーベルマンでしょうか?
私が一番よく聞くのは、意外にもゴールデン・レトリバーです。
大型犬の飼い主の方は「他の人の迷惑にならないように」気を使っておられる方がほとんどです。特に咬みつきそうな犬種や性格の子ほど、とても注意されて「このリードを放したら大変!」という意識で過ごされています。
でも、穏やかで人懐こいといわれるゴールデンやラブの飼い主の方の中には、そこまで気を使って居られない方も時々見受けられます。
大型犬にしては長いリードで・・・その先を片手で軽ーく握り・・・その子には注意を向けず・・・ひたすら前進。年を重ねて穏やかな散歩が出来る子ならそれでも大丈夫かもしれませんが、まだいろんな物に興味津々の若い子だったら、いつリードを振りほどいて突進して行くかわかりません。最初は友達を見つけたつもりで他の犬に遊びに行っても、犬と遊んだ経験のない子どうしだったら“咬傷事故”に発展してしまっても不思議ではありません。その対象が子供の場合だってあります。

私はゴールデンに牙を剥かれた事もあります。シャイなゴールデンも知っています。ゴールデンだからといって、みんな人が好きな訳ではないのです。犬種特有の性格よりも“育ってきた環境”の方が大切だと思います。

どうか出来れば気を付けて散歩して下さい。咬まれた子も咬んだ子も悪くはないのですから・・・。

≪名古屋、大型犬急襲で男性転倒 飼い犬かみ殺す≫
17日午前9時40分ごろ、名古屋市中川区服部の路上で、近くの無職男性(90)が飼い犬の雄のプードル(体高約40センチ)と散歩中、突然現れたドーベルマンに飼い犬を襲われ、助けようとして転倒、頭の骨を折る重傷を負った。飼い犬はかみ殺された。
中川署によると、ドーベルマンは体高約80センチの1歳雄。現場から約100メートル離れた中川区の会社社長の男性(64)が会社の敷地で飼っていたが、従業員が掃除のため、おりを開けて外に出すと、逃げ出したという。
同署は過失傷害や名古屋市動物愛護条例違反の疑いもあるとみて、ドーベルマンの飼育状況を調べている。
会社社長の男性は、ほかにもドーベルマン数匹を飼っているという。
2010/05/17 18:47 【共同通信

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ホーンちゃんはいつも通り甘えて迎えてくれました!
お世話を始めた頃は飼い主さまも私の接し方で大丈夫か?と疑問を持たれていたようです。「そんな接し方はしたらダメなんですよね!」と言われた事もあります。咬みつく子を甘やかしていては「ナメラレル!」というのが常識でしたからね^^
でも、今では信頼して頂けるようになりました。「今でもこんなに甘えるのは西村さんだけ・・・」と話してもらえて嬉しい限りです。

生きててくれて良かったです!