悲しい時・・・

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この仕事をしていると嬉しい事もたくさんあるのですが、悲しい事にもたくさん出会ってしまいます・・・。
天国へ旅立ってしまう事ももちろんなのですが、その他にもいろいろあります。

人間を信じていない子に出会った時
猫に厳しいしつけをする人には出会った事はありませんが、犬には体罰がしつけだと思っている人にはよく出会います。
こういう子に出会うと初めは「何しに来た?」と不快感丸出しの表情です。吠えて唸って牙を剥きだす子はまだ接点が持てるので良いのですが、怯えて逃げていく子は気を許してくれるのにもっともっと時間が掛かります。
でも、本当に悲しいのは仔犬の頃は人が大好きで喜んでいた子が、久しぶりに会ってみると「目が死んでいて、人間なんて・・・」と頑なに人との間に一線を引いてしまった時です。
でも、こういう子と信頼関係が築けたら、その様子を見て頂いた飼い主の方に日頃の接し方について考え直すキッカケにしてもらえる事もあるので、それを目標にお世話していてやりがいでもあります。

せっかく犬の短い一生を共に過ごすのですから、なるべく一緒に居る時は穏やかな時間が流れている方が良いと思うのですが・・・。(叱られる時間じゃなく!)