岩手大学獣医小動物内科学研究室より

以下、岩手大学獣医小動物内科学研究室HPより引用


飼い主さまへのお願い
ネコ多発性嚢胞腎症の原因については、PKD1遺伝子変異の情報以外はほとんど解明されていないのが現状であり、有効な根治的な治療法もありません。 そのために、多発性嚢胞腎症に対する新しい治療法を開発するために病気の原因についてもっと知る必要があります。 現在、当研究室では、治療法を見つけたいとの強い思いから、多発性嚢胞腎の病態解明に力を注いでおります。 しかし、そのためには多発性嚢胞腎症になったネコちゃんの腎臓における病理検査が必要なのです。
長年家族の一員であったわが子を送り出すことは大変つらいことではありますが、今現在、多発性嚢胞腎症と闘っている他の多くの子達のためにぜひご協力をお願い申し上げる次第です。
闘病を終えたネコちゃんの嚢胞を形成した腎臓や肝臓をご提供してくださる方は岩手大学動物病院もしくは当研究室(reekos@iwate-u.ac.jp)までご連絡くださいますよう何卒お願い申し上げます。

岩手大学付属動物病院
Tel: 019-621-6238
Fax: 019-621-6239