昨年の暮れから年明けに掛けて11日間、猫ちゃん14匹のお世話に伺いました。
お世話の前日に「少し風邪気味?」という事で通院されたそうで、薬の投与も頼まれてお世話がスタートしましたが・・・これが予想以上に大変なお世話になりました。
◆12月26日(水)
前日に風邪気味で通院した“ひまわりちゃん”
見るからに涙目で体調が悪そうです。食欲はあるので薬(インターフェロン)も食べてくれて一安心ですが、今後のお世話に嫌な予感が頭をよぎりました・・・『みんなに広がるのではないか?』
口内炎の薬をリボンちゃんとみらいちゃんにもあげます。口内炎の子のフードを他の子に食べさせないように!という指示もありました。
◆12月27日(木)
前日の夜から食欲も元気もなくなった“プリンちゃん”
朝の内に通院(ひまわりちゃんの薬を処方された病院が休みなので、グループの別の病院へ)レントゲン検査・血液検査と抗生剤・ステロイド・点滴の処置。
この子は前から口内炎が心配なのですが、一度帰って様子を見る事になりました。
夜には食欲も出て体調は回復傾向か?
でも、チビちゃんに「くしゃみ」の症状。一番体が小さくて臆病な子で心配です。(写真の右が“チビちゃん”よく見ると涙目です。左は“リボンちゃん”)
◆12月28日(金)朝
プリンちゃんの食欲が落ちて体調はまた下降気味。チビちゃんも引き続き体調が悪いので、午後通院する事に決定!
私に慣れていて甘えてくれるプリンちゃんですが、体調のせいか?触ると怒ります。でも、なんとかケージに入れて通院出来ました。くしゃみも増えてきて食欲も減少。病院のお正月休みの事も考えて入院する事になりました。(飼い主様には通院・入院の事は事前に相談済み)
チビちゃんは通院出来ませんでした・・・。
こんな顔で怒って逃げ回るので、なかなか難しかったです。朝から、ひまわりちゃんの風邪薬を量を調整してあげようと試しましたが、食欲がなく食べてくれず心配は募ります・・・(薬の投与方法については相談済み)
この子達に何かあったら通院出来るようにスケジュールを変更。時間の変更をお願いしたお客様には、ご協力頂きまして感謝しております。
◆12月29日(土)
チビちゃんに食欲が出て薬も食べてくれました。私にも近付いて来てくれて一安心です。でも・・・
シュートちゃん(左)とランちゃん(右)にくしゃみの症状が出始める。食欲は旺盛で一安心だが・・・。
◆12月30日(日)
動物病院の年内営業最終日。
これから休みに入ると心配な事が増えるので、みんなの症状を伝えて先生から直接指示を仰ぎました。みんなの食欲があって、体重による薬のあげ方についても確認出来て、少し安心出来た朝でしたが・・・
夜にはマーブルちゃんにも症状が出始めました。くしゃみに鼻水・・・
◆12月31日(月)
こまこちゃんにも、くしゃみの症状が出始める。
リボンちゃんの食欲もなくなり、心配は尽きません・・・。
◇プリンちゃんが入院したグループ病院の先生のお話
「一匹の子に症状が出ている段階で、他の子にも感染しているだろう。症状はその子による。子猫以外で亡くなる子は滅多に居ないが、体力を落とさないように暖かい部屋で過ごして下さい。処方されているインターフェロンだけでは効果が薄いので、抗生剤(粉薬)もあげた方が良い。」
◇他のお世話の猫ちゃんへの感染を防ぐ為に気を付けた事(もちろん、うちの猫達にも):ヘルペスウイルスの感染力は長続きせず消毒薬の効果は大。出来る事は何でも行いました。
- お世話の順番
- 雨着を着てお世話(終わったら脱ぐ)
- 服装の着替え
- 手洗い・消毒(ヒビスコールやパルエックスなど)
- 靴の消毒・交換
さてさて、年明けにもまだ症状は広がってしまいます・・・。