ポポへ

まだまだ気持ちが言う事を聞いてくれません。

 

あくびが旅立って、もう3日。でも、ポポが旅立ってからまだ1ヶ月も経っていないんですね。信じられません・・・。

棺の中のあくびが愛おしく、顔を寄せて声を掛けては泣いている日々です。家族や親戚が笑顔で話す会話の中にも入って行けません。無神経な言葉を投げてくる人も居るけど・・・気にしない気にしない。

寒くなってくると、あくびはいつも布団の中に入って来て温めあいながら眠っていました。代わりにビビが入って来てくれるけど、少々暖房不足です。部屋の中には、いつもそばに居てくれたあくびの姿はなく、振り返ると気持ち良さそうに眠っていたあくびも居なくてガラーーーンとしています。これで、ビビも居なかったらと思うとゾッとします。お客様とのメールのやり取りは平静を装っていますが、頭の中をいつも何かがグルグル回っています。

 

ポポ!多分ポポがあくびを呼んでくれたんだね。何度かあくびを連れて行ってとお願いしていたけど、なかなか連れて行ってはくれなかった。あくびに「もう逝って良いよ!」と言っても、私の事を心配してか?頑張ってなかなか旅立とうとしなかった。

でも、ポポに「早く連れて行ってよ。あくびが苦しんでるのに何してるんだよ!」と伝えた未明・・・尻尾を振ってあくびが旅立ちました。あくびが旅立たなかったら、翌朝病院へ行って安楽死をしてもらう覚悟をしていました。

ポポもあくびも優しい子です。私に辛い安楽死の場面を見せないように、二人で相談してくれたんだと思います。