あくびのこと(3)

神奈川にあるブリーダーさんからは迎えに来て欲しいと言われていましたが、どうしても都合が付かなかったので、止むを得ず飛行機で独り旅をしてもらう事になりました。

あくびを迎える日は、イアン・ダンバー博士らが推奨されている生後8週(56日)まで待ってもらいました。ブリーダーさんからは、もっと早く引き取って欲しいと言われていましたが、あれこれ理由を付けて延ばさせて頂きました。あまり早く親兄弟と引き離されると性格が偏ってしまうし、あまり遅くなっても新しい家族に距離を置いてしまう・・・というバランスを考えての日数です。ちなみに、今年から改正された動物愛護法にもこの期日を取り入れられていて、あまりに幼い子供の販売は徐々に禁止されて行く方向です。

 

あくびを迎える日から1ヶ月ほどは仕事もセーブさせて頂いて、あくびの事に集中する事にしました。トイレの練習もしたいし、何よりあくびやポポにストレスが掛からない為にも大切な時期だと思ったからです。あくびを迎える日までは、犬との暮らしに関する本(私の好きな本だけ)を何度も読み返して復習していました。とにかく叱ってイライラしながら過ごすのは、どうしても避けたかった!

 

そして、当日。大阪空港(伊丹)で小さなキャリーケースの中に居るあくびと初対面です^^

 車の中で出してあげると、長旅の疲れもあるはずなのに元気に挨拶してくれました。「これからヨロシク!」と語り掛けて、ゆっくりゆっくりあくびとの初ドライブを楽しみながら帰路に就きました。甘~いミルクの匂いと共に・・・^^;

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