温ちゃんとフィラリア②

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保護した翌日の温ちゃん。環境が変わったのに戸惑う事もなく落ち着いてくれて、本当に安心しました。

【温ちゃんにあげた食べ物】

セブンイレブンの焼き鳥・レバー・おにぎり・犬用レトルトフード、平和堂の焼き鳥・焼き豚、市販の犬用缶詰色々、カヌちゃんが残してくれた半生のフード、愛犬の介護食、ドリンクタイプの栄養食、ニュートロのドライフード、ゴン太のふっくらソフト、ゲインズパックン、牛肉、手作りご飯、犬用ミルクetc

お客様から戴いた「鹿肉・馬肉・レトルトフード・紗etc」

食欲は安定しなかったけど、食べている音(ムシャムシャ)を聴いていると、私のストレスが“すぅ~っ”と消えて行きました。

 

フィラリアは6~8ヶ月で成虫になってしまいます!』

  1. フィラリアに感染している犬の体内には「ミクロフィラリアという目には見えない大きさの子虫が“数百万!”も血管内を巡っているそうです。でも、犬の体内で成長する事は出来なくて、蚊が吸血してくれるのを待っています。
  2. 吸われた蚊の体内で2週間かけて「感染幼虫」に成長
  3. この蚊がまた吸血した際に、犬の体内に入ると“感染”が成立
  4. 皮下や筋肉内で2~3ヶ月掛けて、2cm位に成長
  5. その後、血管に入り心臓や肺動脈に到達して“永住”
  6. 心臓内で4~5ヶ月掛けて成虫になる。雄は10~15cm、雌は20~30cmの素麺状の寄生虫となる。そして、また子虫を生む。

先生は言われていました。

フィラリアに感染する危険性は、地域・年・月によって“ばらつき”がある。タヌキやキツネが居る地域も危ないし、ひと月で集中して“濃厚感染”してしまう事もある。フィラリアは死ぬ時・駆除する時が一番危険なので、予防はとても大切です!」

 

温ちゃんの体の中には、数百万のミクロフィラリアと、少なく見ても数十匹の成虫が居たと思われます。エコー検査の時に生きている成虫を数匹確認出来ました。予防さえしていれば、もう少し治療が早ければ・・・。