ハナコちゃんは一度もお世話させて頂く機会がないまま、３月２５日に天国へ旅立ってしまいました・・・。
旅立って行く子達を全てブログで紹介出来る訳ではありません。掲載するタイミングが合わずに時間が経ってしまったり、掲載自体を遠慮される方も居られます。ハナコちゃんと私の関係は深かったとは言えないのですが、あくびとハナコちゃんの闘病生活に重なる部分・共通点がとても多いので掲載させて頂こうと思います。
それに、ハナコちゃんとあくびは一度だけ会った事もあるのです・・・。
ハナコちゃんは３月７日に歩き方の異変を感じられて通院・検査をされました。そして１１日には岐阜大学腫瘍科を受診。ＣＴ検査の結果、末期の肺癌との診察で余命１ヶ月の宣告をされたそうです。その時のお気持ち・・・私には手に取るようによくわかります！そして、２週間後には旅立ちの日を迎えられました。7才と10ヶ月でした。
あくびは１０月３０日に通院。その後、いろんな検査を経て１１月２７日に岐阜大学腫瘍科を受診しました。その時は、まだ「軽度の胃炎」という診断を信じたい想いで受診していたので、ＣＴの結果「全身に転移している」と言われ「１ヶ月とは言えない。週単位の命。」と宣告された時の絶望感は今まで経験した事のない感情でした・・・。あくびは、その１週間後に旅立ちました。7才と9ヶ月でした。
肺癌と胃癌。通院から間もなく旅立ってしまった事。年齢。岐阜大学を受診した事・・・。
先日、ゆっくりお話を伺う時間が持てました。
ハナコちゃんが旅立ってから間もないご家族のお話を聞いて、少しでも慰められたらと思っていましたが、どちらが慰められているのかわからない状況でした・・・。それでも、お互いの考え方や看病生活の話の他、いろんな話をして過ごせた時間は、何かの助けになっているはずだと想いたいです。
私は霊感とかには無縁な鈍感な人間なので、ポポやあくびが近くに居るのかどうか感じる事は出来ません。夢にもそんなに出てくれません。でも、今でも毎日話はしているので「心は繋がっている」という事なのでしょうか・・^^;
すごく優しくてお世話のしやすいワンちゃんだった事は間違いないと思いますが、打ち合わせの時に、これだけは要注意と思った事がありました。あくびより重い30kgの体重です！背丈が低いので、車に抱っこして載せてあげる時、腰を痛めないように気を付けないと！と思った事は、よく覚えています。
そして、その時の穏やかでのんびりした表情や仕草に、可愛がられて幸せなんだな！とも感じていました。
ハナコちゃん、どうか天国からご家族を見守りながら、時々あくびとも遊んでやって下さい^^
安らかに・・・。
