緊急入院中のお世話

9月の初めに「昨日、知人がICUに入ってしまったけれど、猫が5匹取り残されているので伺ってもらう事は可能ですか?」と連絡がありました。飼い主の方とは連絡を取る事が難しい状況で困っておられました。「緊急事態なのでなるべく早く伺いたい」とお伝えしましたが、その後連絡が途絶えてしまいました・・・。

家の近くだったので、聞いていた住所を外から眺めても猫の声一つせず、近くの警察に相談しても「猫に動く事は出来ない」と言われて、何か良い方法はないかと思っていた所・・・

翌日に別の方からも連絡を頂きました。関東にお住まいの知人の方の様です。ICUからは出られたそうなので、その方を介してLINEで繋がる事が出来ました!

直接、入院中の飼い主の方と相談する事が出来ると、話は早いです!すぐ病院まで鍵を受け取りに伺って、その日の夜から2週間ほどお世話に伺いましたが、既に入院されてから3日間経っています・・・。どんな状況か?とても心配しながら伺いました。

 

緊急の事で打ち合わせもLINEでしか出来ておらず、何とかするしかありません。

居そうな部屋の戸を開けるのも怖かったですが、少し戸を開けただけで大声で必死な感じで群がって来ました。すぐ5匹の姿が確認出来て、取りあえず一安心です!

まずフードを捜してあげた所、アッという間に食べ尽くしてしまうと、途端に安心した様に落ち着いてくれました^^

一番心配していたのは”水”でしたが、タンク式の大きな容器を使っておられたので、かろうじて少しだけ残っていて何よりでした!新しくしてあげたら、みんな美味しそうに飲んでくれます!

そしてトイレです!

4つのトイレは汚物で山盛りになっていて、トイレの周りもひどい状態です・・・。最近よく見る"多頭飼い崩壊現場”の様子が頭に浮かびました。

時間を掛けて綺麗にして部屋の掃除もしてあげてから、みんな人懐こい子だったのでスキンシップもしてあげると、とても喜んでくれました!元気にしていてくれて、ホッとしました^^

動物と暮らすのには、人の健康も大切な要素ですね!

部屋の中には大きな水槽がいくつもあって、大きな熱帯魚も数十匹は居ました。最初に部屋に入った時、すごい湿気を感じた原因がよくわかりました。エアコンも付けてあげて、あとは快適に過ごしてくれたと思います。熱帯魚のお世話は引き受けてはいませんが、放ってはおけないので相談しながら出来る範囲でしておきました。

 

こんな猫ちゃん達でした・・・

ろめおちゃん 風邪をこじらせて斜頸になってしまったそうですが、とても甘えん坊の可愛い子でした^^

しおんちゃん いじめっ子タイプ^^;

めちゃちゃん 静かに甘えてくれる小さめの体格の可愛い子^^

みーしゃん この子も小さめの体格で穏やかな子でした^^

らんきちちゃん 一番人懐こい子で、ずっと甘えて過ごしてくれました^^

お世話の様子を少しだけ・・・みんな元気に過ごしてくれて、飼い主の方も無事退院されて、本当に良かったです!